今では常識

お金

今回ブログを移転するにあたって以前の話を一部読みなおす作業をしているのであるが、だいたい実質ストップしてから5年の月日が経ってしまったということは、ちゃんと更新して書いていた時の話の中にはもう下手すると10年近くの月日が経っているものもある。で、その時は主に香港でいろんな話を書いてきたが、香港だけの話ではなく日本も、現在進行形だったものが今や完結して、もうどうしようもないところまで来てしまっているものが多々ある。

あの時で思っていたことは、世の中のサービスの質がその進歩に反して、世界的に低下しているようなかんじがしたということだった。そしてそれはどこぞの国が、そのサービスの世界的な「標準」となるかもしれないということなんだろうと。
あの時ですら書きたいことも書けない環境であったが、そんな時こんなことがあった。それはインターネットがやたらダウンしたり、サーバーがダウンしたりして不可抗力のトラブル続きだったのであるが、それに対して、そのトラブルを起こした会社のサポートに電話すると、おきまりの「対策」のマニュアルで返ってきた。しかもその当時から実はその問題がどうやら会社内でちゃんとフィードバックされていないようで、同じ問題が何度もおこり、最後は「嫌ならやめれば?」だった。「当方では文句を言わない奴隷みたいな顧客のみ対応します。文句をいうやつは、すべてクレーマーです。しかもどうせ、顧客対応している私は外注の別会社で実質社員じゃないから、この会社がつぶれてもかまいません。別の会社に行くだけです。」というような対応をされてしまっていた。
まあ、対応する方々も、「別に、自分のせいで、トラブルをおこしたわけじゃないのに、知るか!そんなに会社から金をもらっていないし」なのであろう。実際そういう会社の特徴は、トラブルが起こって電話をするたびに、別の人が出てくる。どうやら、離職率が高いからのようであった。まあ、そういう会社は、昔からよくあるのだが、そういう会社ばかりになってきて、しかもその話を書いた後、香港ではどうなったか?
今や香港から対応している会社の方が遥かに少ない。「別の場所(同じ国なので)」からだ。(まあ下手すると今や日本の会社ですらそこの国からサポートしている会社もあるが。)
恐ろしいことに今ではどちらかというと公共的なものですらほとんどが外注で、それが香港どころか他の国もそうで、確かに民間に発注した方がコスト削減にはなるし、効率が良いのかもしれないが、ただ善意を持っている人が今や少数派になってしまっていて、そこは結局お金の世界。下請けの下請けの下請けでそんなはした金でここまでできるか的になって、じゃあそれでもできるという所は、どういう所かというと、当然ある意図があって、別の理由で手を挙げたところで、下手すると自国ではなく、他の国に任せてしまったりする。本当は人件費が安いという理由ではない。時に日本だと、今まで日本より下で発展途上国と思っていたところが本当は実質コストが日本より逆に高かったりする。それでも彼らは他のプラスアルファーがあるから受けるのだ。

その時ですら魅力ある会社やビジネスモデルは年々減ってきているような気がした。
チャンスも世界的に減ってきていて、だからみんな自分だけに追われてしまう。そのことで、ますますチャンスを見失う。まあ現実その後コロナで、もっと大変な状況になった。その前まである意味中国を牽引した「バブル」で、その後の現在危機で逆に、別のチャンスは生まれてくるのかもしれない。日本でバブル崩壊後、新しい新興会社が出てきたように。

そしてあの時書いたことで、みんなわかっていないのは、ある人達や、ある国とかが、あきらかにバブルで、そのバブルが崩壊しそうでも、「どうせこっちは、そういう恩恵を受けてないから関係ない」と思っていても、実際、そういうハードランディングが起こった場合、その当事者(国)より、関係ないと思った人達の悪い影響が大きいということだ。米国の1929年の「ブラックサーズデー」から始まった大恐慌も、本当にそのために苦しんだのは、それを起こした米国ではないことを考えればよくわかる。米国はそれでも、当時、世界最大の金保国だったからだ。そしていよいよ前に書いたことが現実になってきた。

自分で創(作)ることは大変だ。1番楽な方法はそれを横取りすることだ。
世の中、横取りするのが標準になってきた。そして誰も創らなくなると、何も生まれない、そしてあるものだけの奪い合いになる。あの時はまあまだ個人レベルくらいであったが、ここ10数年、お金のカラクリで国の問題になってしまっている。全てがあの時書いたことがもっと大きな意味で常識になってしまった。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました